新年のご挨拶


全日本空手道連盟剛柔会
理事長 並木 知徳

明けましておめでとうございます。平成最後の新年を迎え、皆様にとって本年が良い年になりますよう心からお祈り申し上げます。そして剛柔流空手道を学ぶ人たちにとって新しい年が更なる発展をいたしますよう願っております。

空手道という武道によって身体を鍛え、つらさに耐える精神力を養い、人に優しく尊敬されるよう頑張ることは困難が伴います。しかし成果だけでなくその過程が大事であり、日々の努力が大切だと思います。世界各地で事件、事故が多発し、悲惨な報道を聞くたびに流祖宮城長順先生の遺訓「人に打たれず 人打たず 事なきを基とするなり」の言葉が脳裏に浮かびます。平和への思いはみんなの希望ではないでしょうか。

扨て、会員が一堂に会す第44回全国空手道選手権大会は昨年7月28日(土曜日)、29日(日曜日)秋田県秋田市県立武道館において東北地区本部主管のもと開催されました。全国各地より大勢の会員が参加して頂き、また多くの来賓の方がたをお迎えし、成功裡に終了いたしましたことに感謝申し上げます。本年は四国・九州・沖縄地区本部主管の長崎県佐世保市で開催いたします。

剛柔会では現在各支部、地区、全国規模に於いて多くの技術講習会を開催しております。剛柔会では剛柔流空手道技術集団の大きな理念として、流祖宮城長順師の教えを出来るだけ忠実に継承していく責任があります。指導委員会が中心となり剛柔流発祥の地沖縄を訪ね、調査・検討の結果を12年前、教本として制作いたしました。その後制作したDVDや教本に従って指導を重ね前進してまいりましたが、さらに剛柔会発展を目指し本年も本部技術講習会の他に各支部・地区本部等で指導者研修会、選手育成強化・審判員養成向上等の研修会事業を予定しており、「三技一体」の活動をより充実していくことを考えております。

2020年のオリンピック・パラリンピックに向かって空手道の発展と剛柔会皆様の更なるご協力をお願い申し上げ新年のご挨拶と致します。