【全日本大学】近大12回目の「てっぺん」 | JKFan NEWS International (空手ワールド)

【全日本大学】近大12回目の「てっぺん」

第55回全日本大学選手権が20日、行われ、男女の団体種目4種目で、2011年の大学日本一の座を争った。

男子組手は、近畿大学が昨年に続く連覇で、最多12回目の優勝を飾った。決勝は京都産業大学との対戦になった。先鋒の宮本大希(近大)が谷竜一(京産大)に1ー3とリードされてから、中段蹴りで引き分けに持ち込むと、続く内田雄大、近藤大地がいずれも大差をつけて勝利。副将の篠原浩人は、荒賀龍太郎(京産大)に敗れるものの、ポイント差を計算した巧みな試合運びを展開。大将戦の結果を待たずして優勝を決めた。

その他の3種目は、帝京大学が昨年に続く王座を死守。女子主将の小林実希が、団体形、組手の両方に出場し、いずれも優勝の原動力になる大車輪の活躍。形の決勝はウンスーで同志社大学のクルルンファに5−0で、組手の決勝は同志社大学に2ー1で勝利した。男子団体形は、帝京大のウンスーが沖縄国際大のアーナンを4ー1で下し、見事4年連続優勝を達成した。

詳細は12月22日発売のJKFan2月号に掲載予定

第55回全日本大学空手道選手権大会
2011年11月20日 大阪市中央体育館
主催:全日本学生空手道連盟

《組手》
◆男子組手[優勝]近畿大学[準優勝]京都産業大学[第三位]帝京大学/国士舘大学
◆女子組手[優勝]帝京大学[準優勝]同志社大学[第三位]京都産業大学/日本大学

《形》
◆男子[優勝]帝京大学[準優勝]沖縄国際大学[第三位]同志社大学/山梨学院大学
◆女子形[優勝]帝京大学[準優勝]同志社大学[第三位]青山学院大学/山梨学院大学

《優秀選手》
◆男子 宮本大希(近畿大学)/内田雄大(近畿大学)/近藤大地(近畿大学)/篠原浩人(近畿大学)/川野龍虎(近畿大学)/谷竜一(京都産業大学)/荒賀龍太郎(京都産業大学)/高橋謙太(帝京大学)/坂藤清太郎(国士舘大学)

◆女子 小林実希(帝京大学)/五明真実子(帝京大学)/染谷香予(帝京大学)/山際茜(同志社大学)/猪原真樹子(同志社大学)/伊藤美咲(京都産業大学)/鈴木成美(日本大学)

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通算12回目の優勝を果たした近畿大学

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女子組手決勝、大将戦で勝利し優勝を決めた帝京大の染谷香予

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女子団体形優勝の帝京大学。決勝のウンスー。

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