アジア大会、日本は最多のメダル獲得 | JKFan NEWS International (空手ワールド)

アジア大会、日本は最多のメダル獲得

7月21日〜24日、中国福建省・泉州市において、第10回アジアシニア空手道選手権大会ならびに第11回アジアジュニア&カデット空手道選手権大会が開催され、17の国と地域が計40種目で競技した。

シニア(18才以上、形は16才以上)とジュニア&カデット(14〜17才)のアジア選手権大会が同時開催され、日本はジュニア団体形とシニア女子組手+68kg級をのぞくほぼ全ての種目に参加。役員、審判員、監督・コーチ、選手あわせて61名の選手団を結成して遠征した。

4日間にわたる競技の末、カデットは出場者全員がメダルを獲得。ジュニアも大健闘し10人中5人が決勝に進出した。

中東勢、中国や韓国の台頭がめざましいシニア組手では苦戦を強いられる場面も見られたが、女子が全員決勝進出。-61kg級の宮本 優、-68kg級の本間絵美子が優勝を果たす。

形ではマレーシア、ベトナム、UAE、イランなどが力をつけてきた印象であったが、女子個人形・宇佐美里香らが他を寄せ付けない演武で優勝。

全種目を総合して、日本は最多のメダルを獲得。今後も、飛躍的に実力を伸ばすアジア勢、外国勢の中、勝ち抜いてほしい。

日本選手団の成績は下記の通り。

[合計メダル獲得数上位国]
一位 日本:金14、銀7、銅10
二位 イラン:金11、銀7、銅9
三位 中国:金5、銀6、銅5

[シニア]
男子個人形・新馬場一世 三位
女子個人形・宇佐美里香 優勝
男子団体形(在本幸司・杉野拓海・相馬昂翔) 優勝
女子団体形(木村陽子・柏岡鈴香・森岡実久) 優勝
男子団体組手・日本チーム 2回戦敗退
女子団体組手・日本チーム 準優勝
男子組手-55kg・米山英弥 2回戦敗退
男子組手-60kg・二瓶卓郎 2回戦敗退、敗者復活戦1勝
男子組手-67kg・永木伸児 三位
男子組手-75kg・谷 竜一 三位
男子組手-84kg・荒賀龍太郎 準決勝敗退、三位決定戦出場
男子組手+84kg・香川幸允 3回戦敗退、敗者復活戦1勝
女子組手-50kg・大野ひかる 準優勝
女子組手-55kg・小林実希 準優勝
女子組手-61kg・宮本 優 優勝
女子組手-68kg・本間絵美子 優勝

[ジュニア]
ジュニア男子形・堀庭滉平 優勝
ジュニア女子形・古川かれん 優勝
ジュニア男子組手-55kg・杉本一樹 三位
ジュニア男子組手-61kg・小野田守徒 三位
ジュニア男子組手-68kg・船橋真道 三位
ジュニア男子組手-76kg・西村拳 三位
ジュニア男子組手+76kg・今尾光 準優勝
ジュニア女子組手-48kg・森川理子 二回戦敗退
ジュニア女子組手-53kg・山田沙羅 準優勝
ジュニア女子組手-59kg・東海志保 三位
ジュニア女子組手+59kg・石黒桃子 優勝

[カデット]
カデット男子形・小崎太碁 優勝
カデット女子形・東海林ゆりあ 優勝
カデット男子組手-52kg・田村嵐 三位
カデット男子組手-57kg・斉藤聖也 優勝
カデット男子組手-63kg・冨田純也 三位
カデット男子組手-70kg・篠原寛弥 準優勝
カデット男子組手+70kg・玉城大護 優勝
カデット女子組手-47kg・宮原美穂 優勝
カデット女子組手-54kg・越智愛梨 準優勝
カデット女子組手+54kg・釜みなみ 優勝

20110725-2011_07_21_001.jpg

KARATE WORLD TV [Youtube]