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福岡大学交流海外
合宿のレポート

福岡大学海外合宿の
部外参加者感想文


一橋大学空手道部
青木理生

一橋大学空手道部
4年 永田泰三

一橋大学空手道部
2年 小野百合子

筑波大学空手道部
島岡里絵

筑波大学3年
佐野由佳里

筑波大学空手道部
4年 吉田康子

 

 

2004 福岡大学空手道部海外交流合宿に参加して
西村誠司先生へ
2003年9月24日 
 一橋大学空手道部 青木理生 
拝啓
 時下すっかり秋めいて寒い日が続きますが、皆様ご健勝のことと喜び申しあげます。忙しさにかまけて、御礼を申しあげることが大変遅くなってしまい、失礼致しました。
 今合宿おけましても、合宿前ながら様々な御調整や心遣いをくださいまして、真にありがとうございました。いつも先生の寛大のおかげで、素晴らしい経験を積むことができており、深く感謝しております。
 今回の合宿では、2つの大きな勉強しました。一つは、空手の稽古を積むことは、自分の人格を鍛えることであるということです。1つ1つの突き蹴り、1つ1つの形、1回1回の礼、全ての瞬間において、自分の欠点、弱点などが浮き彫りになり、「強く」なるためには、自分の弱い心を鍛えなければならない。突き・蹴り・形・礼、全てにおいて未だ未熟な自分にとって、空手道はまだまだ先が長く、奥が深いものであります。自分は、空手においても、日常においても、「硬さ」がふとした瞬間、場面で出てしまい、それが「伸び」を阻んでると思います。基本に立ち返り、米合宿で学んだ数稽古を反復し、極めのある突き・蹴りと同時に、自分の「硬さ」をなんとしても克服したいと思います。そして、常時心のゆとりを持ち、しなやかさを持った人間でありたいと思います。
 二つ目は、空手道は国境を超え、世界規模で人と人とをつなげる、ということであります。今春に、西村先生のセミナーに参加させて頂いてからというもの、福岡大学をはじめ、九州国際大学、筑波大学、國學院大學など、様々な大学の学生と親交を深めることができております。さらに、今回の合宿のおかげで、アメリカに新たな友人が出来、先生が出来、以前からの知己とも親交を深めることが出来ました。練習をしながら、感謝の念でいっぱいでたまりませんでした。自分のように、何も取り柄のない人間が、こうして多くの素晴らしい先生と出会え、仲間達と出会え、自分を鍛えることが出来る幸せ、これ以上有難いことはないと思います。そして、空手道という素晴しいフィールドから枠を取り除き、多くの青少年を育て上げている西村先生のお人柄に深く感謝申し上げます。
 これから数年間は勉強に本腰を入れなければいけませんが、本質は空手道と通じると思います。自分の弱い心を鍛え上げるべく、これからも空手の稽古を積む所存であります。
 先生には本当にお世話になりました。学んだことを生かすことができるよう、今後も精進を重ねる所存でありますので、今後とも何卒御指導下さり、御激励、ご鞭撻下さいますよう宜しくお願い申し上げます。どうぞ福岡大学空手道部の皆様にも宜しくお伝え下さいますよう御願いいたします。
 稚拙な文にて失礼いたしました。朝晩冷えますのでご自愛の程、お祈り申し上げます。
敬具