2004福岡大学空手道部海外交流合宿ニュージーランドinオークランド

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ニュージーランド夏合宿感想文3年広渡了紹


9月4日(土)&5日(日)
担当者:栗田和江

9月6日(月)
担当者:広渡了紹

9月7日(火)
担当者:福田さおり

9月8日(水)
担当者:岩崎優一

9月9日(木)
担当者:櫨川勝成

9月10日(金)
担当者:栗田和江

9月11日(土)
担当者:岩崎優一

9月12日(日)&13日(月)
担当者:広渡了紹

 

9月11日(土) 天候晴れ 担当者:岩崎優一

 昨日、お昼にミルクをあげていたカワイイ子羊が、その晩ホームステイ先にて、こんがりローストされて出てきました。少し嫌な気がしましたが、空腹には勝てずおいしくいただきました。明け方、お腹の違和感と共に目を覚ましました。これは子羊の呪いかと昨夜のディナーを思い出し、数時間後に待ち受ける10人組手にとても不安を感じました

 午前10時半。セミナー会場ともなる、パインハーストスクールの体育館にマットを敷き終えて、準備運動開始。相棒の同期の櫨川と励ましあいながら、昇級審査にむけてテンションを上げていきました。
午前11時を過ぎたころ、西村監督が来られ、いよいよ審査がスタートしました。始めは自分からで武者震いを感じながら、10人対1人の長い試合に、いざ勝負!!と気合をいれました。長い試合の途中、何度周りの声援に励まされたことか。試合が続く中、自分の体の重さに耐え切れなくなりそうなのを、何度も助けられました。かすかに見えるゴールに向けて、自分を奮い立たせ、相手に飛びつき、やっとの思いで10人との組手を終えました。

写真21・セミナースタート。 写真22・佐藤博香相手にテクニック指導。

写真23・小柄な選手件クライストチャーチの先生。次は相棒の櫨川の番。櫨川の血みどろなりながらも、必死に戦う姿を見て、自分は胸がイッパイになり、泣きそうになりました。どうにか二人は、10人組手を終えて苦手とする形の審査へ。ここまできたら、全力を出し切るしかない!!がしかし頭が真っ白になっていた自分は、情けないことに礼を忘れ、こんなことでは駄目だ!と気合を入れなおし、審査をやり遂げました。

緊張の結果発表は・・・・・・・・・見事二人とも合格!!隣で男泣きする櫨川を見て、合格したという実感が湧き、最高の充実感を感じました。さらにモンク先生からも帯をプレゼントされて本当に最高の経験となりました。ありがとうございました。

  そして、午後1時から西村監督のテクニックセミナーが始まりました。満身創痍ながらも、崩しのテクニック、蹴り技など身に付けようと、もう一度気合をいれなおしました。ニュージーランドの人達も空手を楽しみながら、技術を自分の物にしようという笑顔と必死な顔が忘れられません。

  セミナーも終わり午後7時ゴーカート場へ。4人1組のチームが10チーム以上揃い、レーススタート!!思った以上にスピーディーでクラッシュする者が続出。栗田は一番大切なところを負傷し前半にリタイヤ。1回生の中野は、後ろから矢野に突っ込まれ、むち打ち状態に。福田は相変わらずマイペースに安全運転をしていました。白熱したレースは自分とニュージーの若者(カレン・メット・マーシー)チームと西村監督を含む先生チームの一騎打ちに。鍛えられた大きな体とは裏腹に華麗なハンドル捌きを見せる西村監督。がしかし、僅差でレースは自分のチームが優勝したのでした!!レース終了後のご褒美は、腕立て50回。チームの皆は、ありがたくご褒美!?を受け取ったのでした。

そして、明日は交流試合。興奮が冷めない中、疲れた体に更にもう一度、気合を入れなおしたのでした。本当に今日は、疲れた以上に充実した一日を送れたとおもいます。