2004福岡大学空手道部海外交流合宿ニュージーランドinオークランド

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ニュージーランド夏合宿感想文3年広渡了紹


9月4日(土)&5日(日)
担当者:栗田和江

9月6日(月)
担当者:広渡了紹

9月7日(火)
担当者:福田さおり

9月8日(水)
担当者:岩崎優一

9月9日(木)
担当者:櫨川勝成

9月10日(金)
担当者:栗田和江

9月11日(土)
担当者:岩崎優一

9月12日(日)&13日(月)
担当者:広渡了紹

 

9月12日(日)&13日(月) 天候12日・13日快晴(飛行機で帰国の為ソウルと福岡の天候)担当者:広渡了紹

  朝、早めに起き交流試合の準備をし試合会場に向かった。ホームステイ先のピーターと共に車の中でいつものコーヒを味わったが、何かいつもとは違う味がした。今日は合宿最終日という特別な思いからだからだろうか。

 会場に到着し皆とアップをすませ交流試合が始まった。西村監督の激が飛ぶなか、皆の試合はいつもより気合の入ったものであった。外来者の内田君はいつもはおとなしい子であったが彼の闘争心溢れる試合は皆を勇気ずけてくれた。彼一人が中学生クラスの個人戦に参加した。彼自身は思うような組み手ができず悔しい思いを前面に出していたのが印象的であった。女子主将の佐藤先輩も自分より遥かに大きい相手だったが一歩も後ろに退かない力強い組み手で、最後に試合を控える男子に“俺らもやったる”と勢いつけてくれた。男子も気合、動き共にいつもに増して張りがありいいものであったが皆、ニュージーランドAチームの前に敗退していった。

私は福大Aチームとして決勝に進んだ。先鋒は中野。初戦の試合とはうって変わりアグレッシブに攻める試合展開。しかし、相手の蹴り技にポイントをリードされ敗退。中堅、誠太はニュージーランドチャンプとの試合。お互い間合いを探り合う緊迫した試合であったが相手の一瞬の攻撃を受け1ポイントをリードされ、そのまま時間切れで敗退。最後、大将、私である。相手は私よりも小柄な相手であったがスピードのある選手であった。相手の動き、蹴り技にポイントをリードされ敗れてしまった。自分の動きの硬さを反省するばかりであった。

 交流試合の後はさよならパーティでお世話になったホストの皆と盛りあがった!また、試合をした相手とも交流を深めた。皆、ビールを片手に話しに盛りあがっている。英語とジェスチャーで見事に会話成立である。パーティの最後は誠太の誕生日祝い!そして父である西村監督からの熱いキス。最高に盛り上がった2時間であった。

写真24・肱丘部員のホームスティー先 写真25・クラストチャーチに高校留学中の長男誠太との打ち込み

 帰りにハプニング発生!帰りの飛行機の時間を間違え日本に帰国できないかもしれないという事態であった。しかし、無事にクリヤー。これもホスト皆さんの協力があったからである。本当に皆に感謝であった。
 飛行機の中ではハプニングの疲れ、合宿での疲れであろう、皆、暴睡であったが、その寝顔には微かに微笑んでいるように見えた。皆、夢をみていたかどうか分からないが眠りの中で13日を迎えた。

 ニュージーランドからソウルに無事到着。しかし、会計面でのミスが露呈し監督の指摘を受けた。皆を引っ張る立場のものとしてあってはいけない事態であると深く反省した。これも3年の報告、相談、連絡の不徹底である。これから上級生としてこのような事態がないように心掛けたい。本当に反省させられる1日であると3年生皆と何度となく目を合わせた。

 ソウルから福岡へ。皆の歓声が聞こえた。しかし、ここでもまたまたミスが発生。居残り組のお土産を忘れるというものであった。監督からの熱い激が飛ぶ!心に染み入る激であった。ここでも報告、相談、連絡の不徹底が原因であった。最後まで怒られるという失態を犯してしまった。これからは、3年生間の連絡、コミュニケーションを密にとりこのようなミスがないように今後、気をつけたい。

 本当に学ぶことの多い合宿であった。自分らは仲がいいと思っていたが意外に連絡を伝えるのを曖昧にしていたり、意思の疎通ができていかなったりして、改めてコミュニケーションの大切さを知った合宿であった。