セミナー内容  
 

3月16日(日)
午前10:00〜11:00
ステップトレーニングセミナー(ヨーロッパスタイルのウォームアップ方法)

11:15〜12:45
西村誠司セミナー(国際大会での決まり技紹介)

12:45〜13:45
昼食兼ビデオ研究会(スペイン世界・オープンドパリ大会決勝戦シリーズ)

14:00〜16:00
団体交流試合(各団体指導者審判による)コートマット4面・解散

   
セミナー参加者による感想文  
 

宮崎商業高校の空手道部員より
井上 瞳
 今回のセミナーで私がこれから練習して取得したいと思った練習は、さばいてからの攻撃です。私は試合で、相手の技をさばいても、その次がなく、また一から仕切りなおしてしまいます。
 自分から技を出すだけではなく、相手の攻撃をさばいてから、さばきながら技を出すのをいくつか教えてもらったので、それが一つでも多く身につくようにしたいです。さばいてから攻撃の練習の中に、今から多く使われる蹴りがありました。
 私は女子部の中でもリーチが長いので、有利に使えるようにしたいです。そのためにも、今回のポイントとなる膝の柔らかさに注意し、常に気をつけながら稽古をしたいです。
 約六時間という短い時間だったけど、たくさんの事を学べたので良かったです。これからの稽古でセミナーの内容を活かしていきたいです。

横山 ゆかり
 私はこのテクニックセミナーに参加する事ができて、本当によかったと思います。
 このセミナーで特に言われていた、「脇のしめ」「膝の柔らかさ」「正中線」「動く」という事を注意してやらないといけないのだと改めて思いました。特に膝の柔らかさと動きは、自分が自分で身につけていかないといけないとこだと思いました。試合中のいつきや止まるという事が多い自分は膝を楽にして動くという所を注意しないといけないと思ったからです。先生の話の中で、自分の悪い所、弱い所が分かったらそこを正していけばいいと言われていた。ただ漠然とできない。ではなくて何か悪い所があるからできないのだから、それが何なのかもっと考えてやっていかないといけないと思いました。今日あった練習、習った事を毎日書き続ける事で反省・復習になると言われていました。一日一日の反省をしてこのセミナーで学んだ多くの事を活かしながら、これからの練習をやっていきたいです。

黒木 美沙
 私は、このセミナーに参加するのは二回目です。今回私がとてもためになったことは、今までは相手からワン・ツーが来たら、最後まで受けてから攻めることしか考えてなかったけど、ワン・ツーのツーが来る前に、上段回し蹴りで一本とってしまうということを習いました。相手に先をとられたと思うのではなく、それをどうやってつぶしてどう入ろうとか、頭をひねって考えることによって、バリエーションを増やしていけるのだなぁと思いました。
 今回もこのセミナーに参加出来て、本当に勉強になったし、遠くから来たかいがあったと思います。
 西村先生、ご指導ありがとうございました。

黒木 靖子
 私は今回、このセミナーに参加しましたが、自分の体の故障のため、体験する事ができず、とても残念でした。だけど、仲間が体験して体で覚えた分、私は、ビデオを撮りながら、西村先生が言う事やアドバイスをノートにしっかりメモするようにしました。
 セミナーを受けている皆は、その西村先生が言う事や指示に従って強くなろうと一生懸命先生の技術を自分の中に取り入れようとしていたと思います。ペアになっての時は、二人で考えながらやっている部分が見られ、それでも分からない時は先生に聞くなどしていて、いつの間にか、見ている自分も一緒になって考えていました。
 宮崎から長崎まで五・六時間かけて行って、私はセミナーを体験する事はできませんでしたが、西村先生に会う事ができ、得たものがたくさんあり、とても良い経験ができたと思います。

川越 秀美
 これまで何回かこのテクニックセミナーに参加しているけれど、毎回たくさんの技、動きなどいろんな事を得る事ができます。このセミナーでよく言われる事が「居付かない、常に動く、膝の柔らかさ」など、世界大会で今の日本人が欠けている事を中心に改善するためのトレーニングなどを数多くします。この「居付かない」という課題は今の私の組手で一番できていない部分です。相手を見過ぎている時、相手のペースにのまれている時、一本集中している時に居付いたり技を出し終わった後、必ず居付いてしまっています。世界大会のビデオを見ると、もう常に動いていてしっかりと自分のリズムを作っていてそれを保っています。セミナーで紹介されたロープトレーニングは稽古にも取り入れて上半身のリラックスと膝の柔らかさを付けるために取り入れています。このテクニックセミナーで学んだことをこれから先に活かして二ヶ月後の交流試合やいろんな人の動き技が見る事ができて、とってもいい勉強になります。これからの試合は新ルールに変わって蹴り・倒し技などが高得点になります。新ルールになったら、たくさんの蹴りができます。しかしただ単に蹴りをすれば、相手に見破られます。一つの技でも詰め方や隠しながら蹴ったり、受けたりこれからは、一つの技に対してのテクニックが必要になってくるから、今回セミナーに参加して得たものを活かしていきたいです。

川谷 典子
今回のセミナーでは、「膝の柔らかさ」「脇の締め」「ベタ足にならない」「体を真ん中においておく」という四つの点に特に注意して行う内容でした。
 私はこの中でも特に「膝の柔らかさ」に注意してやろうと思いました。なぜなら、このセミナーにそなえて稽古をする中で自分の膝のかたさというものをつくづく実感したからでした。ちょっとやっただけで膝を柔らかく使えるようになるとは思っていないので、これからの稽古や自主練の時などで、意識をして膝を柔らかく使えるようにしていきたいです。
 今回のセミナーでやったことを一日でできるようになるのはさすがに無理だったけれど、今回のセミナーで西村先生に指摘されたことや今回の四つのポイントに注意してこれからも稽古していきたいと思っています。
 今回のセミナーに参加できて本当に良かったです。西村先生ありがとうございました。

野口 朋花
 旧ルールから新ルールに変わり指導者からよく、蹴りはだんぜん有利と言われます。有利とは分かっているものの、その蹴りをいかにポイントの取れる蹴りにしていくかが分かっていませんでした。今回はステップリズム、膝の柔らかさ、リラックス、飛び込むスピード、蹴りテクニック、伸びる突きを学びました。世界大会上位の選手やセミナーで重要視されていたのが特に膝の柔らかさでした。
 常に動き動作の中で居付く場面がその選手たちには一つもありませんでした。私はよく技を出した後に自分で自分の足にブレーキをかけていました。蹴りでも突きでも膝の柔らかさによってエンドレスな技が出せたりノーモーションで技が出せたりできると思います。
  今回宮崎から長崎と遠い距離でしたが西村先生のセミナーを受けて本当に来たかいがありました。セミナーを受けた事をきに足技を今度の試合に向け稽古の時から多く使っていこうと思います。それを一つ一つクリアしていく喜びを感じる事ができれば自分にとって技術面、精神面でもプラスになっていくのではないかと思います。
 西村先生からのご指導本当にありがとうございました。

甲斐 範子
 このセミナーで私が学んだことは、“常に動く”、“ひざを柔らかく使う”、“つま先から入る”、“体の芯をまっすぐする”という事です。
最初のアップの時、マットの上で常に動き続けるというものがありました。その時わたしはすぐに息が乱れて、すぐにべた足になって動きがものすごく遅くなってしまいました。このアップでいかに自分が普段、稽古で常に動き続けていないかという事が身を持って実感することができました。この1つのアップだけで自分の悪い所がほとんど見えてきた気がしました。そのできていなかった事をこれからの稽古で除々になくしていき、自分の理想の組手スタイルに近づけていきたいです。
 今回のセミナーで参加できて本当に良かったと思います。

長谷川 侑香
 今日のセミナーに参加して、まず一番気をつけろと言われたことがひざの柔らかさだった。常にひざを柔らかく使うことで、動きを柔らかくして技を出すときに無駄な動きをなくすことが出来ると言われて集中的にひざの動きを意識していろんな練習をした。
 まず、お手本として西村先生がやって下さった技を参考に自分達でやってみるという練習は、初めてやる技の出し方で、なかなかうまくいかないところもあったけど、ポイントをつかみながら出来たので、次からの毎日の稽古に取り入れていけると思った。西村先生がやってみせて下さった技はどれもスピードがあって、いとも簡単にやっているように見えたのに、実際に自分達でやってみるとそんなにうまくはいかないもので、特に倒し技は、お手本があまりに速くてすごいなぁと感心するばかりで、自分はうまく技をかけることが出来なかったのが残念だった。
 私達は今回セミナーに参加したのは二回目だったけれど、一回目より今回の方が学ぶことが多かったような気がする。ひざの柔らかさという一つの課題があったからあまり多くのことを考えすぎずに出来たのでやりやすかった。西村先生のご指導はとても明るく楽しいものだったので、私達も緊張しすぎることもなく楽しくいろいろな技術を身につけることが出来た。

有馬 里英
今回二回目の参加となった西村誠司先生による組手テクニックセミナーでは、これからの新ルールに有効な技、トレーニングなど少しの時間の中で多くのことをご指導していただきました。
 今回のセミナーでは、「脇をしめる」「膝を柔らかくする」「ベタ足にならないように踏み込みをつま先から出る」「重心を真ん中におく」という4つの要点に気をつけながら、セミナー内容を行いました。
 普段の自分の試合で使う技とは違い、セミナーでは、「先」より「後」の技を教えてくださいました。例えば、相手が上段のワン・ツーをしかけてきた場合、一本目をさばきながら左右のどちらかに移動しながら上段回し蹴りという技を教えてくださいました。これから新ルールにつなげていきたいと思いました。
 今回のセミナーでは自分が改善すべき点を多く見つけることができ、自分を見つめ直すこともでき、とても良い経験ができました。