トレーニング
 戦法
 パンチテクニック
 キックテクニック
Vol.1 Vol.2 Vol.3 Vol.4 Vol.5 Vol.6
Vol.7
Vol.8 Vol.9 Vol.10
Vol.11 Vol.12  Vol.13


はじめに

前13回にわたり日本選手に求められているパワーと、
それに伴うスピードのトレーニング方法、
また世界大会で多用されている最新テクニックを分かりやすく紹介していく。

全国の空手マン&ウーマンの諸君!ぜひ最後までお付き合い頂きたい。

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■Vol.1 トレーニングとはなにか?
通常の空手道場では、筋力トレーニングを行なうマシーンなど、設備の整っているところはなかなか少ない。そこで今回は手軽にできていろいろなバリエーションを工夫次第で無限に楽しめる筋力トレーニングを紹介しよう。
■Vol.2 人を利用した筋力トレーニング
通常の空手道場では、筋力トレーニングを行なうマシーンなど、設備の整っているところはなかなか少ない。そこで今回は手軽にできていろいろなバリエーションを工夫次第で無限に楽しめる筋力トレーニングを紹介しよう。(人を利用することで高い負荷を得られる。)
■Vol.3 マシンを利用した筋力トレーニング
なぜマシンかといういと、フリーウエイト(ダンベル等)だと反動をつけて行なうことに陥りやすく、初心者の場合は筋力トレーニングのノウハウがわかるまで、マシントレーニングの方が癖がつかず正確に覚えられるからである。
■Vol.4 スピードトレーニング
現在の空手競技においては、スピードの点では格段の進歩を遂げている。特にヨーロッパの選手が繰り出す数々の動きは目まぐるしく早い。というのも日本選手は極めることを重視して練習しているが、ヨーロッパの選手はポイントを取るためにスピードをつけ敏捷性を高める練習を多く取り入れている。今後の空手競技には、走る、止まる、飛ぶ、避ける、などの運動動作をより早く行えるようなトレーニングが必要であり、空手技術との融合がパーフェクトチャンピオンにつながるのである。
■Vol.5 フットワークトレーニング
鍛えたパワーにスピードをつけ、次は足サバキをトレーニングする番である。というのも動かないものを壊したり叩いたりするにはフットワークは要らない。
■Vol.6 反応トレーニング
ここでトレーニング編の仕上げとしてこのトレーニングを取り上げたのは、反応能力を高めなければ、空手道競技力アップにはつながらないという理由があるからである。
■Vol.7 試合競技に勝つ戦法
初回は少し長くなるが、心構えなり戦法などを述べてみたい。
文字の羅列のアドバイスを選手の皆さんが立体化して自分に合うように理解し、咀嚼して身に付けてもらうことができれば幸いである。
■Vol.8 パンチテクニック 1
「先の先」の基本 技を仕掛ける中でどの部分が、「先の先」「先」「後の先」とはっきりと区別できるものではない。しいて言うならば、戦闘態勢を暖めることなく、常に相手にプレッシャーをかけ、相手の攻防を瞬時に判断して、相手より速く自分の技を決めることができれば、それは、「先の先」を取れたのであり、・・・
■Vol.9 パンチテクニック 2
「先」の基本 気構えは「先の先」と同じである。常に相手にプレッシャーを掛けていき、押していっておかなければ、相手の技に対する判断が出来にくい。「先」を取るということは、受けと攻撃が(攻防一体)同時であることである。
■Vol.10 パンチテクニック最終編
空手に「極め」が大切であること色は言うまでもないが、今日大会があまりにも多くなり過ぎたために、ポイントは取れるけれども実際には威力がない突きが多くなってはいねいだろうか。
■Vol.11 キックテクニック編 1
現在の世界KARATE界において蹴り技が花盛りである。ヨーロッパ選手が使う蹴りは鮮やかでスピード感あふれている。ひいき目に見ても日本選手はまだまだの感があると言える。
■Vol.12 キックテクニック編 2
今回の「先」テクニックでは出合いの蹴りを紹介する。・・・・・
■Vol.13 キックテクニック編 <最終編>
「後の先」の基本 - 理想的にはパンチと同じであるが、キックの場合パンチよりも長めの間合いで返すことになる。パンチは短い間合いで素早く突くことができるが、キックの場合、間合いが遠く且つ重いと言える。だから軽く使うことができ、正中線が確保されて、さらに膝が常に高いところまで上がっていることがポイントである。

(JKF発行「ナイスカラテライフ」1992.9 〜1993.8 より)