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 去る8月25日、前日の予選で勝ち抜いた和道会の精鋭たちが日本武道館に集った。今回の全国大会は、3週間後に初開催となる「和道会ワールドチャンピオンシップ2002」を控えていたこともあり、日本からの出場選手たちはしっかり調整をしてきているように見受けられた。またこの夏に開催された全国規模の大会で上位入賞を果たした選手たちの顔も数多く見られ、まさに全国大会にふさわしいハイレベルな大会が展開された。

 それでは、その大会の様子をダイジェストでお届けしよう!

 
 決勝まで勝ち上がったのは、昨年惜しくも3位となった明治大学と東京農業大学。大学生対決となった決勝は、若さ溢れる激闘となった。まずは農大が先鋒・次峰と白星を挙げた。しかし後がない明大がここで粘りを見せ、中堅・副将を取り返し、勝敗は大将戦に持ち込まれた。大将戦、農大の宇津木直行選手vs明大の石井信治選手。序盤から飛ばしたのは宇津木選手。中盤には2-2の同点となる場面も見られたが、中段蹴りで技あり(2ポイント)を2回出すなど、順調にポイントを重ねた宇津木選手が最終スコアを10-2とし、圧勝で優勝を決めた。  

 決勝まで勝ち上がったのは、昨年惜しくも3位となった明治大学と東京農業大学。大学生対決となった決勝は、若さ溢れる激闘となった。まずは農大が先鋒・次峰と白星を挙げた。しかし後がない明大がここで粘りを見せ、中堅・副将を取り返し、勝敗は大将戦に持ち込まれた。大将戦、農大の宇津木直行選手vs明大の石井進治選手。序盤から飛ばしたのは宇津木選手。中盤には2-2の同点となる場面も見られたが、中段蹴りで技あり(2ポイント)を2回出すなど、順調にポイントを重ねた宇津木選手が最終スコアを10-2とし、圧勝で優勝を決めた。


 決勝は、伊藤善彦選手vs田山大悟選手。両者とも明治大学という同志対決となった。手のうちを知っているだけにやりにくかったのか、睨み合いが続く緊迫した試合となった。結局1ポイント目をあげたあと、一気に勢いついた伊藤善彦選手がキレのある上段突きで1本をあげるなどし、6-1で全国制覇を果たした。

 一昨年、この種目を制した荒川尊祐選手が優勝、王者に返り咲いた。
 

 全国大会では個人形で日本一に輝いた斎藤裕美(茂原)は、9月に開催された「和道会ワールドチャンピオンシップ2002」に団体形メンバーとして出場。見事、準優勝となる活躍も見せている。

 高体連主催の第21回全国高等学校空手道選抜大会で、2位入賞の活躍を見せた宇都宮文星女子(栃木)が、和道会全国大会でも大活躍、優勝の座を手中に収めた。