改定増補版 空手伝真録(上巻)-源流型と伝来の謎を解く-

沖縄発!空手道の歴史的解明
首里手、那覇手、泊手、上地流、喜屋武派の沖縄伝来を記述する他、少林寺拳法、太極拳など中国武術の歴史も概観できる改定増補版。

本書は、沖縄出身の著者・金城昭夫氏による半世紀にわたる空手道研究の集大成。中国・台湾で128回もの調査を決行した成果として、中国-沖縄交流史を中心にすえる独自の歴史観を確立。中国武術の二大潮流である少林寺武術と武当武術に、それぞれ空手道と柔術の起源を見る。圧巻の体系的叙述で従来の空手道研究を補足・更新する画期的試み!

改定増補版 空手伝真録(上) -源流型と伝来の謎を解く-

定価/本体3,000円+税 ISBN/4-902481-35-9
判型/A5判(カラー+モノクロ ) 発行/(株)チャンプ

■目次

第一章 空手道伝来の概説

  1. 唐手道と空手道
  2. 口承人 比嘉世幸先生について
  3. 剛柔流比嘉世幸門下に伝わる口碑

第二章 中国武術の沿革

  1. 武技の起こりと門派の発生
  2. 中国古代武術の日本伝来
  3. 嵩山少林寺の建立
  4. 達磨大師と易筋経・洗髄経と羅漢十八手
  5. 福建少林寺の建立
  6. 宋代拳術と唐手道
  7. 覚遠上人と少林五拳
  8. 元代拳術と日本人僧侶
  9. 明代武術の精華と武当太極拳の成立
  10. そして柔術の日本伝来

第三章 風雲!福建南拳法の変遷

  1. 福建少林寺僧の活躍
  2. 焼き討ち福建少林寺
  3. 福建少林寺僧の四散
  4. 白鶴拳法の成立
  5. 曽四の入門
  6. 焼き討ち白蓮寺
  7. 鄭礼大師兄と二十八英俊
  8. 全財産の学費
  9. 独脚鶴拳と多くの流派を修業
  10. 清朝道光八年、永春白鶴拳成立
  11. 鄭礼公の功績

第四章 空手道の沖縄伝来

一節 古琉球の時代
  1. ニライカナイ信仰と文化の琉球伝来
  2. 為朝伝説と琉球王の出現
  3. はごろも伝説と鉄器の伝来
二節 首里手拳法の伝来
  1. 人三十六姓と唐手道の伝来
  2. 薩摩の琉球侵攻と禁武政策
  3. 冊封使護衛武官、拳聖公(クーサンクー)の来琉
  4. 唐手佐久川(トゥーディーさくがわ)の登場
  5. 「戌ぬ御冠船」(インぬクウワンシン)と冊封使護衛武官ワイシンザンの伝授
  6. 仲井間憲里の帰国
  7. 漂流人チャンナンの伝授
  8. 「寅ぬ御冠船」(トゥラぬウクアンシン)と武官達の伝授
  9. 「平安初段〜〜五段」型の完成
三節 泊手拳法の伝来
  1. ワイシンザンの伝授
  2. 福建南安人漂流者の伝授
四節 那覇手拳法の伝来
  1. 東恩納寛量の渡清
  2. 大洪水決死の救助
  3. 寛量、内弟子となる
  4. 中秋名月の乱闘
  5. 脚真快量量(カーチンカールールー)と賞賛される
  6. 師匠の命令
  7. かたみの槍を賜って帰国
  8. 許田重発の入門と稽古場開設
  9. 宮城長順の福州渡航
  10. 東恩納寛量の晩年と功績
五節 上地流の伝来
  1. 上地完文の渡清
  2. 上地完文の拳法修業
  3. 中国風身なりで帰国
  4. パンガイヌーン流と上地流成立
六節 喜屋武派の成立
七節 空手道の発展
  1. 明治の空手群像
  2. 空手道の県外発展
  3. 空手道の海外発展

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