本年度最後の行事となった全国セミナーは、講師山口剛史最高師範による「三戦」、「転掌」の研修が行われ、下半身の締めと抜き動作による開合と、肩甲骨の稼働による開合にも着目された八方の三戦、転掌が行われた。
また、基本練習では剛柔流の基礎となる受け・突き・蹴り技の転身練習が行われ、最後にレの字足構えによる組手技法では、レの字立ちを「合」とし、猫足立ちを開とする「開」による剛柔流独自の抜き差しによる組手技法が行われ、参加者一同熱気溢れる全国セミナーとなった。
年末懇親会では、山口剛史会長の挨拶によって今年一年を振り返り、本年一年間の国際・全国規模の大会で優秀な成績を収めた41名と8チームに功労選手賞が授与された。
また8月開催の全国大会、そして9月に開催された国際空手道剛柔会主催によるマスターセミナーや、全日本空手道剛柔会主催による会祖山口剛玄先生没25周年顕彰懇親会などを振り返り、担当された各師範から、報告とご協力いただいた皆様に対して御礼の言葉が述べられた。
来年度はアジアパシフィック大会がインドネシアに於いて開催される。各支部一層の協力と団結を決意し、本年最後の行事が終了した。
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全日本空手道剛柔会 広報委員会・事務局発