本年度最後の行事となった全日本空手道剛柔会全国セミナーは、講師山口剛史最高師範によって行われ、今年一年間に各地域で開催されたレベルアップ研修会での組手技法の稽古が行われた。

 剛柔会が制定している基本移動から応用移動の確認が行われ、近年の剛柔会レベルアップにて行われている前後・四方・八法の基本動作が行われ、改めて基本の重要性を感じる基本力を高める稽古が行われた。 また組手技法の稽古では大幹を養いながら腰と肘を使い各方位に対する1〜20本の組手技を行い、基本型の稽古では三戦・転掌の四方・八方瞑想など様々な稽古方法が行われた。

 年末懇親会では、山口剛史会長の挨拶から開宴し今年一年が振り返られ、本年一年間の国際・全国規模の大会で優秀な成績を収めた特別功労選手5名、功労選手16名、9チームが授与された。

 また本年一年間の各行事が振り返られ、本年度に開催された全国大会の斎藤彰宏実行委員長より本年大会の成功に努められた御礼がのべられた。

 そして本年11月に開催された高段者審査会に於いて高段位に合格された先生方や、功労選手として見事な成績を収めた選手のスピーチなどがあった。

 2021年に開催される第8回空手道剛柔会グローバル選手権大会は日本が開催国となる。各支部一層の協力と団結を決意し、本年最後の行事が無事に終了した。

写真

全日本空手道剛柔会 事務局・広報委員会発