新年のご挨拶


全日本空手道連盟剛柔会
理事長 並木 知徳

明けましておめでとうございます。令和3年のお正月を迎え、今年こそは新型コロナウイルス感染拡大の収束を願い新しい年が皆様にとって良い年になりますよう心からお祈り申し上げます。そして剛柔流空手道を学ぶ剛柔会の人たちにとって今年が更なる発展をいたしますよう願っております。

本年は1年延期となった東京オリンピック2020大会で空手競技会が開催されます。コロナ禍の中で空手競技としてだけではなく、空手道という武道として体を鍛え、辛さに耐える精神力を養い、人として尊敬されるよう頑張りましょう。修養には困難が伴います。そして成果だけでなくその過程が大事であり成果はすぐに目に見えない場合もありますが、その為の努力が大切だと思います。

今世紀は世界各地で事件、事故、災害が多発し、悲惨な報道を聞くたび流祖宮城長順先生の遺訓「人に打たれず 人打たず 事なきを基とするなり」の言葉が脳裏に浮かびます。平和への思いはみんなの希望ではないでしょうか。

扨て、剛柔会第46回全国空手道選手権大会は昨年関西地区(大阪)にて開催いたす予定でございましたが大変残念なことに新型コロナウイルス感染防止のため中止をせざるを得ない状況でした。また剛柔会としての大事な行事もすべて自粛致しましたが、今年こそ感染が治まり次第以前より増した活動を全うしたいと願っております。

剛柔会では剛柔流空手道技術集団の大きな理念として、流祖宮城長順拳聖の教えを出来るだけ忠実に継承していく使命があります。指導委員会が中心となり剛柔流発祥の地沖縄を訪ね、調査・研鑽の結果を10年余前、教本として制作いたしました。その後制作したDVDや改訂教本に従って各地で指導を重ねてまいりましたが、さらに剛柔会では本年も本部技術講習会の他に地区本部・各支部指導者研修会、選手育成強化・審判員養成向上等の研修会事業を予定しており、「三技一体」の活動をより一層充実していくことを考えております。

空手道を愛好する皆様の更なる発展を祈願申し上げ新年のご挨拶と致します。