開祖摩文仁先生生誕120年記念大会、盛大に開催 | JKFan NEWS International (空手ワールド)

開祖摩文仁先生生誕120年記念大会、盛大に開催

本年が、開祖摩文仁賢和先生生誕120年に当たり、かつ第50回という大きな節目の大会として開催された。海外からもメキシコ・ロシア・カザフスタンから選手団が、そして韓国・ドミニカ共和国からも参加があり大きな盛り上がりを見せた大会となった。

28日午後一時に大会委員長の岩田源三氏の開会宣言で大会が開始、12コートに分れ、幼児・小学生の形種目からスタート。糸東会選手らしいレベルの高い戦いが次々と繰り広げられた。

翌29日は、開会式・開祖摩文仁賢和先生生誕120年の記念式典が行なわれ、10時30分より各種目の決勝ラウンドを展開、次々と勝者が決まって行った。

【形競技・中学生以上結果】
「中学生男子形の部」は大会全種目中最大のエントリー数91名となった。この最激戦を制したのが、村田望留(山梨県)。昨年に続いての連覇はみごと。準優勝は、深澤拓椰(山梨県)。第三位は、碓井佑亮(兵庫県)・戎寛太(大阪府)。

「中学生女子形の部」も77名というエントリー数。レベルの高い戦いとなり、優勝は畠中由乃(大阪府)、準優勝は奥山愛理(三重県)、第三位は辻志織 (大阪府)・馬場ひかる(新潟県)に決まった。

「少年男子形の部」は、1年の栗本鵬嘉(奈良県)が昨年の優勝・準優勝者を押さえての優勝という快挙。準優勝は、戸梶翔太(兵庫県)。第三位に戸口大輝(埼玉県)・富田渓介(山梨県)。

「少年女子形の部」もレベルが高い決戦となり、優勝は、児島千明(大阪府)。準優勝は、河内唯 (大阪府)。第三位が、服部あゆみ(三重県)・津田温子(東京都)に決まった。

「一般男子形の部」は、昨年と同じく、大木格 (山梨県)と稲田隆宏(兵庫県)の決勝となり、大木がみごと連覇。第三位は、山口航 (愛媛県)・関根寛和(東京都)。

「一般女子形の部」は、念願の優勝を手にしたのが、矢野彩 (山梨県)。準優勝は、時岡由佳(大阪府)。第三位は、梶川凜美(大阪府)・沖重愛佳(神奈川県)。

「シニア男子形の部」は、これまで準優勝に甘んじていた石川保人(兵庫県)が、ついに決勝で坂本清(兵庫県)を破り優勝を決めた。第三位は、岡田正博(東京都)・松澤卓男(東京都)。
「シニア女子形の部」は、海外からの参加の小嶋美佐枝(ドミニカ共和国)が優勝。準優勝は、関根美子(東京都)。第三位が、町田裕子(埼玉県)・稲田智佳子(兵庫県)。

【形競技・中学生以上結果】
「中学1年男子組手の部」の優勝は、村上志久摩(大阪府)。準優勝には、舟久保絢哉(山梨県)。第三位は、佐藤侑尚(茨城県)・塔野岡哲(大阪府)。

「中学2・3年男子組手の部」はエントリー83名の激戦区。ベスト8はいずれ劣らぬ実力選手揃い。その中でも本年度乗りに乗っている今尾光(大阪府)がみごとな優勝を決めた。準優勝に大久保旭飛(山梨県)。第三位は、希代駿(山梨県)・船橋真道(大阪府)。

「中学生女子組手の部」も76人のエントリーと多かった。優勝は昨年の準優勝・藤井捺美(大阪府)。準優勝は、横山未佳(兵庫県)。第三位が、宮下智帆(山梨県)・佐尾瑠衣花(奈良県)。

「少年男子組手の部」優勝は、1年の小西輝昌(大阪府)。準優勝に船橋武士(大阪府)、第三位は、内田大輝(東京都)・伊藤力哉(茨城県)。

「少年女子組手の部」優勝は、塚本睦(茨城県)。準優勝は、梶原かおり(大阪府)。第三位に豊嶋紗穂(茨城県)・上室いぶき(大阪府)。

「一般男子組手の部・軽量級」優勝は、田代優馬(大阪商業大学)。準優勝は、平野皓大(大阪商業大学)。第三位は、中尾太政(東洋大学)・佐尾隆弥(奈良県)。

「一般男子組手の部・中量級」高橋賢吾(東洋大学)が昨年まで連覇していた七尾恭介(大阪府)を決勝で破り、優勝。第三位は、杉岡将平(大阪商業大学)・西山貴明(大阪商業大学)。

「一般男子組手の部・無差別級」優勝はメキシコから参加のArturoRamirez(メキシコ)が決めた。準優勝は、石野諒(東洋大学)。第三位に鴨川大器(東洋大学)。

「一般女子組手の部」決勝戦は、上田美紅(大阪府)対釜ひかり(大阪商業大学)。再試合までもつれ込んで、初優勝を遂げたのが上田。第三位は、YADIRA・LIR(メキシコ)・小村由佳(中央大学)。

「シニア男子組手の部」佐々木慎一(新潟県)が連覇を続けていた松橋賢一(北海道)を破り優勝。第三位は、阿部雅治(新潟県)・大野洋之(鹿児島県)。

「シニア女子組手の部」優勝・山崎美奈子(富山県)永田夕希子(新潟県)迫香子(奈良県)松田史(兵庫県)

「一般団体組手の部」優勝は安定した強さをみせ、大阪府Aが北海道を押さえて優勝。

「大学団体組手の部」激しい決勝戦は東洋大学とメキシコから参加のヌレボレオン大学で繰り広げられた。東洋大学は、個人組手中量級優勝の高橋賢吾が先鋒として勢いを作りみごと優勝した。

大会結果は糸東会ホームページをご覧下さい。

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地元開催で初優勝を遂げた上田美紅

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連覇を達成した大木格

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念願の優勝を手にした矢野彩

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