凄さ見せる日本の形。阿部倖地、魂のオーハンダイ!【世界Cd.Jr.U21大会1日目結果】 | JKFan NEWS International (空手ワールド)

凄さ見せる日本の形。阿部倖地、魂のオーハンダイ!【世界Cd.Jr.U21大会1日目結果】

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「第12回世界カデット、ジュニア&アンダー21空手道選手権大会」が10月26日にトルコで開幕。大会1日目は、個人形の6種目と、カデット組手6種目が行われた。

形種目では、日本選手が全6種目で決勝進出を果たした。
特に注目はアンダー21男子個人形。プレミアリーグ2度の優勝経験を持つトルコのエネスと、シニアの世界ランク上位に位置する日本の阿部倖地。実力ある両者がリードする今大会のこの種目、準決勝である第3ラウンドで両者が同組に入った。そこでエネスがウンスを演武して26.06と高得点を叩き出すが、最終演武となった阿部がオーハンダイでそれを上回る26.22を記録。阿部が決勝進出を果たした。

プレミアリーグの転戦、沖縄への修行で力をつけ、初めて日本代表として臨む世界大会。悲願の舞台でライバルを下し決勝進出を果たした。「ここまでずっと支えてくださる方々に感謝。日本代表の選手らしい良い形を演武したい」と決勝を意気込む。

国際大会初出場となるカデット女子個人形の髙田あずさ、男子個人形の龍見侑曉。松濤館流の形を演武する両者は、安定した実力を見せて決勝へ。ジュニア女子個人形の古河蒼波は、初戦こそ国際大会初出場の緊張から固さが見えたが、演武をするごとに会場の雰囲気を味方につけていく強さを見せた。ジュニア男子個人形の斉藤梨寿嬉は、第3ラウンドでガンカクをしっかりと決めて決勝へコマを進めた。

アンダー21女子個人形の大内美里沙は、堂々たる演武。2017年、カデットでの世界一を経験している大内、アンダー21での世界一に王手をかけた。

【大会1日目(10/26)日本選手結果】
カデット女子個人形:髙田あずさ(高松中央高校) 決勝進出
カデット男子個人形:龍見侑曉(高崎市立寺尾中学校)決勝進出
ジュニア女子個人形:古河蒼波(大阪学芸高校) 決勝進出
ジュニア男子個人形:斉藤梨寿嬉(光明学園相模原高校) 決勝進出
アンダー21女子個人形:大内美里沙(同志社大学) 決勝進出
アンダー21男子個人形:阿部倖地(慶應義塾大学) 決勝進出

【トーナメント・速報URL】
https://www.sportdata.org/wkf/set-online/veranstaltung_info_main.php?active_menu=calendar&vernr=581&ver_info_action=catauslist#a_eventheadend

【決勝はLIVE配信あり】※当初は3位決定戦も配信予定でしたが、決勝のみとなりました。


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