【記憶にも記録にも残る空手選手】植草歩、競技生活引退を発表  | JKFan NEWS International (空手ワールド)

【記憶にも記録にも残る空手選手】植草歩、競技生活引退を発表 

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★足跡写真あり! 7月・フィリピンでの大会が最後の試合に★

TOKYO2020オリンピック空手日本代表の植草歩選手が、7月の大会をもって競技生活の引退をすることを自身のSNSで公表した。この投稿に、世界中の空手選手、関係者、ファンが次々とコメントを寄せている。また、数多くのマスメディアがニュースで紹介している。

▶︎植草選手の投稿「みなさん、ご報告があります!」(Instagramにリンク)

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植草選手といえば、2013年から始まった空手のオリンピックムーブメントの象徴と言えよう。その天真爛漫なキャラクターから、オリンピックや空手の盛り上がりの真ん中にいた。メディアから特集を受け、また自身もブログでの発信やSNSの活用など、空手の発信に励んだ。その一方で、負けられない重圧にも立ち向かっていた。

勝ちも、負けも、笑顔も、涙も。彼女のその姿を通じ、多くの人が空手に触れたことは間違いない。空手界から広くスポーツ界に空手選手の存在を確立させた。

オリンピック後に休養を挟み、復帰となった2022年からも4度の国際大会優勝など、さらなるキャリアを重ねた。また母校である日体大柏高校のコーチとしての後進の指導や、海外でのセミナーなどの活動も精力的に行なっている。

【植草歩選手 主な記録】
世界選手権 出場4度 優勝1回 メダル獲得4度
ワールドゲームズ  2度優勝
プレミアリーグ 優勝 13回
プレミアリーグ年間王者 4度
アジア選手権  優勝 2回
アジア競技大会 優勝
全日本選手権 4連覇
JKFナショナルチーム在籍 13年
空手道マガジンJKFan 表紙登場 15度

そして、大記録の持ち主でもある。これまで世界選手権をはじめWKF主要国際大会の全タイトル獲得、プレミアリーグ年間王者4度、28大会連続での国際大会メダル獲得など、その勝負強さは稀代のものがある。これまで世界の歴代選手を含めた生涯獲得ポイントランキングでは、同階級の世界一である。

植草さんの選手引退試合となる大会は、7月5日~7日にフィリピンで行われる。

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