2010 ロシア三都市セミナー

ロシアには、2008年に続き、今年は三都市をまたいでセミナーに行って来ました。今回は、二週間にわたり滞在し指導日7日間、一日三回のスケジュールで延べ2,000名以上の参加者がありました。空手道の高い人気に感謝です。 また外の世界は-30度の世界を始めて体感してきましたので都市別に報告いたします。

福岡−韓国−ウラジオストック編

ここは、福岡から韓国に立ち寄り、90分のフライトでウラジオストックに着きます。時差も日本と一時間差ですので、体調ともに意気込んでいましたが、着いてすぐ-20度の寒さでした。

ウラジオストックは大きな港を中心として、町が形成されていて眺めが素晴らしいです。なにか長崎に似て入るように思えます。
松涛館スタイルのエフゲニー先生は、昨年の熊本うたせ杯国際ジュニア大会にロシア代表として、チームを率いてくれました先生で、人柄暖かく、温厚な笑顔満載の先生です。
毎回、実直な態度でセミナーの案内をして頂き、日本人以上に相手に対する礼儀を行う方です。気配りに感謝申し上げます。
お陰でウラジオストック在中は、気合の入った指導が出来、毎日港町特有の海の幸を堪能できました。さすがは美味しいですね。私は蟹ばかり食べていました。笑い。

セミナーは、皆さん元気一杯で本当に空手が好きで行っている方ばかりで、ジュニアにおいてもきついと思われたスピードトレ・プライオメトリックトレを大きな声を出して、精一杯頑張っていました。きっと、この空手熱では、世界に通用する強い選手も今後出てくることでしょう。

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ウラジオストックーイルクーツク編

ウラジオストックから、飛行機で4時間半移動したところに、大陸の真ん中に位置するイルクーツクに行きました。ここで人生初めての-30度を経験しました。それは顔が痛いというより、目から涙が出て、鼻と口で息を吸うと凍りつく感じがします。そんな中、私はいつものように雪駄で移動していたので、びっくりしたようで指が取れると怒られまして、ボア付きの靴を買ってくれました。笑い

ここには、ロシア有数のバイカル湖が隣接しており、セミナー指導が終了してバイカル湖まで凍った湖を見学し、ロシア人の好きなサウナ(バーニャ)に半日、ゆっくり入り、ウォッカを飲み、ロシア人の休日を楽しみましたので、写真を見てください。

セミナーは、テレビ局が取材に来てニュースで流すなど、ここでも空手熱が高いです。やはり、皆さん熱心でした。
また、建物に入ると外は極寒ですが、中はシャツ一枚でも過ごせる暖房環境が素晴らしいですね。

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イルクーツク−モスクワ編

イルクーツクから、飛行機で6時間半飛んで最終のモスクワにて移動しました。ここは時差も6時間あり、体力もピークにきていました。

主宰者の若い成年アレックス氏と一年半ぶりの再会です。彼は、礼儀正しく好青年です。空手道を追求する姿には、感心します。大都会のモスクワですので全ての建物・レストラン等近代的ですね。セミナー体育館も素晴らしい建物で、他の格闘技も同時に行われていました。ここでも、毎回200名近いセミナー受講者が参加してくれました。

最後にロシアでは、非常に格闘技など盛んで、極真会・レスリング・柔道・サンボなど競技人口が増えているとのことです。空手のスタイルは、松涛館が多いようです。 今後も益々楽しみな国の一つでした。

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