西村誠司組手組手テクニックセミナー指導内容

パンチングミットトレーニング

パンチングミットトレーニングの効用

特にパンチミットにおける効用は、ビックミットと違い的が小さいだけに、的確な極めポイントの習得だろう。試合ではよく良い技が抜けて取れない事が見受けられるので、巻き藁トレーニングも合わせて取り入れることで取りこぼしが少なくなる。次に巻き藁と違い、コンビネーション習得に大切である。現在の競技では単発で極まるより動きの中でいかに、相手の隙、無防衛の所をキャッチし攻めるかで勝敗が決まっている。その為にも自由自在の技の繰り出しのコツを掴む。最後に筋持久力(スタミナ)もやり方によって養成される。連打、連続のアタックにより筋肉に対して酸素吸収能力を高めておけば、ラスト30秒の勝負に優位に立つ事が出来る。以下のトレーニング・パンチミットを使用したテクニックを紹介したいと思います。

1. 基本の固定・単発技トレーニング
単発技のパンチ・キックにおける基本技を行うが、受け手の技術が大切なのでポイントを指導。
2. 基本のコンビネーショントレーニング
パンチとキックの打ち分け・キックのみの連続攻撃・突きと打ちの打ち分けパターンの習得。
3. 90度転体のアタック
直線攻撃の後のサイドからのワンモア攻撃パターン。パンチとキックのコンビネーション
4. 360度の転体のアタック
パンチとキックテクニックによる回転してのバランス養成・タイミング養成トレーニング
5. 前進してのテクニック
相手が受けるタイプに対しての前からの攻撃・パンチとキックのコンビネーション
6. 後退してのテクニック
相手が強い攻撃でくる場合のバック・サイドからの反撃技。
7. ブロック利用
攻撃後のノーガードが良く反撃を受けるので、受けの癖づけを付けるトレーニング。
8. 受けてリードの反応トレーニング
受けてのリードによってすばやく反応し、アタックするコンビネーション。
9. 筋持久力養成トレーニング
3分間・2分間・1分間・30秒の間アタックを続けさせることによって養成される筋持久力トレーニング
注意
  • 各団体でパンチミットはご用意持参ください。両手一組が2名に必要です。
  • 選手にはトレーニング内容を覚える為にも、把握させるために、ノートを持参させてください。
  • 非常時の怪我・病気には、健康保険証のコピーは各自で持参ください。
  • 練習時の熱中症対策として、水分は、たくさんご用意して参加ください。

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