• ●自由組手
1. 試合競技に勝利するために戦い方の基本ベース
2. 心構えはどうあるべきか
3. 技術は何を身につけるか
• ●技術の基本
1. 「先の先」の基本と練習テクニック
2. 「先」の基本と練習テクニック
3. 「後の先」の基本と練習テクニック

日本初の、大型セミナーが平成13年3月17・18日の2日間、福岡県の国営海の中道海浜公園・青少年海の家にて開催された。
参加者は、高校生を中心に350名が参加、現ナショナルチームコーチ・西村誠司師範による、高校選抜大会を意識した組手テクニックセミナーとなった。
こういった大型セミナーは、ヨーロッパや米国を中心に活発的に行われているが、日本では初の試み。初回だけに、西村師範は、どの程度集まるか、心配したが、思った以上に参集してくれたと語っていた。

筋力強化と、反射能力向上のサーキットトレーニングや、中村学園大学の今村裕行助教授による、科学的筋力の使い方は、最も進んだ空手競技への応用として、今後大いに注目を集めるものと思われる。参加された、各校のコーチ、生徒達には画期的内容であった。
また九州空手道研究会の神野勝先生の指導もあり、組手における心構え等、熱心にご指導頂いた。
そして、西村誠司先生による指導の開始。「先」「先の先」「後の先」を中心に、試合競技に勝利する基本ベースを、この3つのテーマごとに指導＆実戦は、現ナショナルチームコーチとして活躍する西村氏だけに、生徒達を引き込んで熱中させた。
また練習だけではなく、テーマごとにノートに学んだ事を書かせ、反復し、身体と頭に刻ませる等、その場限りではない充実した2日間となった。

指導内容

• ■プライオメトリックトレーニングとは
• ■キックテクニックのバリエーション
1. ツーフェイントからの回し蹴り
2. 押さえから足払いのフェイントそしてインサイドへの裏回し蹴り
3. 逆ワンツーからプッシング回し蹴り
4. スイッチの斜め前蹴り
5. 膝フェイントから足払い突きの極め
6. 中段突きからの離れぎわの上段回し蹴り
7. ワンツーからのショート間合いスピンバックキック
8. 袈返し
9. インの中段回し蹴りから上段突き
10. スイングキック

平成13年6月16・17日の2日間、福岡県の海の中道青少年の家で「西村誠司組手テクニックセミナー2」が開催された。今年3月、この大型セミナーは日本初の試みとして福岡で開催され、多方面から大好評!!　その声を受けて、今回第2回目の開催となった。

ご存知のとおり、2002年から新ルールが施行される。そのため、今後の試合運びは大きく変わるだろう。
今回はその新ルールを徹底的に意識し、『世界で勝てる組手テクニック』がメインテーマとなっている。世界で勝つために重要なポイントとなるのが、『キック』そして『スピード』　そこで《世界の舞台で勝てる》キックテクニックの豊富なバリエーションを完全公開。そのキックを生みだす爆発的筋力を身につけられる『プライオメトリックトレーニング』をわかりやすく指導している。さらに、キックテクニックにおける注意点、練習方法、キックに対するブロック、ポジショニングによるキック技術を実戦的に公開。あくまで世界を意識した高度な内容ばかりが盛り込まれたセミナーになった。

指導にあたった西村誠司講師は現在、全日本ナショナルチームコーチを務めている。その他にも、毎年精力的に世界各国のセミナーで指導にあたっている。世界の強豪、世界の空手を目の当たりにしているだけに「世界第一線の進化し、変化していく空手テクニックを見せます。空手を通して世界を感じ、若い選手の夢につながるセミナーにしていくことが目標です。」と語ってくれた。このセミナーの中では、西村講師考案の『誠ちゃんキック』も披露。練習場に「すげぇ」との声が広がる場面も見られた。

指導内容

• ■ラダートレーニング
• ■パンチングミットトレーニング
1. 基本の固定・単発技トレーニング
2. 基本のコンビネーショントレーニング
3. 90度転体のアタック
4. 360度転体のアタック
5. 前進してのテクニック
6. 後退してのテクニック
7. ブロック利用
8. 受けてリードの反応トレーニング
9. 筋持久力養成トレーニング

平成13年11月17・18日の2日間、今回で3回目となる「西村誠司組手テクニックセミナー」が開催された。現全日本ナショナルチームコーチとして、また世界各国で空手指導に携わる西村誠司師範の元には、今回も高校生を中心に総勢250名を越す参加者たちが集った。このセミナーに寄せられる期待は回を重ねるごとに高まってきている。
第1回は「先」「先の先」「後の先」、第2回は「世界に勝つキックテクニック」をテーマとし、世界を標準としたトレーニング方法とわかりやすいテクニックのポイント指導は大好評を博した。続く今回のテーマは『ラダートレーニング』と『パンチングミットトレーニング』となっている。西村師範自身が世界各国で体験してきた『世界第一線の空手』を余すところなく紹介。

『ラダートレーニング』とは、組手競技において最も必要とされる敏捷性（調整力（バランスも含める）とスピード）をより効率よく身につけるトレーニング方法であり、アメリカなどでも敏捷性を必要とするスポーツトレーニングにはよく用いられている。今回は梯子状のトレーニング機器を使って、普段の練習にも簡単に効率よく取り入れられるような形で紹介。
『ミットトレーニング』の効用はご存じの方も多いだろう。今回は的の小さなパンチングミットを使用し、『的確な極めポイント』を徹底習得。実際の試合における『相手の隙をつく方法』を豊富なテクニックと共に紹介。その為の自由自在な技の繰り出しのコツ、さらに試合ラスト30秒で優位に立つ筋持久力の高め方を、選手の皆さんが普段なじみある「ミットトレーニング」に取り入れた形で紹介。

今回も、「このセミナーで若い選手たちが世界を感じ、世界を目指すきっかけにしたい」と語る西村講師ならではのハイレベルなセミナーを展開。このビデオを通して、世界に勝つ豊富なテクニックをその目で確かめ、明日からのトレーニングのレベルアップに役立てられれば、参加選手同様、空手テクニックが格段に上達するのはまちがいないはずである。

指導内容

• ■縄跳びトレーニング
• ■フットステップワークトレーニング
1. 基本のステップワーク（前進、後進も行なう）
2. ラインを使った足捌き
3. 反応トレーニング
4. 掛かり稽古
5. シャドートレーニング

平成14年3月20・21日の2日間、すでに4回目となった「西村誠司組手テクニックセミナー」が開催された。現在全日本ナショナルチームコーチであり、毎年世界各国の大型セミナーでも指導を務めるなど国際的な活躍を見せる西村誠司師範。世界の空手を知り尽くすその指導方法はわかりやすく、実践的ということで前3回のセミナーはいずれも大好評。今回も会場には高校生を中心に約300名が参加した。

今回のテーマは「フットステップワークトレーニング」。空手競技で勝利をつかむために最も必要なものは「スピード」「パワー」「タイミング」である。これらをさらに活かし、直接ポイントと結びつけるためには、自分自身を完全に相手のポイントへ運ぶこと“空間移動”が重要となる。しかし、ここで注意したいのは、同時に瞬時の突きや蹴りが出せる移動ができなければならないということである。そのために今回は正中線をキープし、体が居付かない足捌きを徹底指導！！ 最強のステップ『ゆらぎ』を体得する。

『ゆらぎ』とは武道用語であり、対戦相手のフェイントにも臆することのない“ゆとり”、同時に瞬時の反応が起こせる“バランス感覚”を指す。しかし激しい闘いの中で、常にバランスを保つのは至難の業である。人の重心は常に一定の場所にあるのではなく、動きの中で絶えず移動する。人が安定した姿勢を保てるのは「体の中心線＝軸上に重心」がある時であり、この時なら多少の圧力がかかってもバランスを崩すことはないのである。

指導内容

• ■チューブトレーニング
• ■受けの基本及びバリエーション
1. 相手の攻撃を流す受けの基本技 （上段及び中段突きに対して）
2. 相手の攻撃に対して転移しての受け
3. 相手の攻撃に対してサイドの受け
4. 自分の攻撃の後のブロック
5. 緊急時の両手ブロック（その場にて、体を捌いて、入れ替えて）
6. 回し蹴りに対するキャッチ＆アタック
7. 前蹴りに対する吸い込み＆アタック
• ■足払い技
1. 基本となるイン＆アウト
2. 吸い込みの足払い
3. フェイントの足払い
4. 後ろ足カットの足払い
• ■崩し技
1. 中段突き攻撃からのインの崩し
2. 逆体からの崩し
3. 相手の上段突きに対するインからの崩し
4. 攻めてのアウトからの崩し
5. 相手の上段突きに対する足払い崩し

平成14年6月29・30日、充実した内容とわかりやすく実践的な指導で大好評の「西村誠司組手テクニックセミナー」の第5弾が開催された。過去4回、「突き」「蹴り」「技のコンビネーション」「間合いとステップ」と各テーマを設け、徹底的に掘り下げ、指導してきた西村師範。それらに続く今回のテーマは「ブロックと崩し」。対戦相手の技をどう受け、どう崩し、自分の技を仕掛けるかまでを指導する。今までのセミナーで紹介した数々の技も存分に活かせる内容となっている。

一般的に、海外試合は当たりが強く、大きなダメージを受けることが多いため、受けの技術が未熟な日本人選手には不利であると言われている。また新ルール導入に伴い、勝利を掴むためのポイントは大きく変化した。そこでまず、これらの弱点や「3秒間ルール」など新ルールを活かした“ブロック”テクニックを解説し、さらにそこから自分の攻撃に持ち込む“崩し”テクニックまでを完全公開！！　不利と思われる状況こそを、逆にチャンスに変える豊富なテクニックは必見である。

そして、お馴染みの「空手的肉体作り」のための簡単トレーニングも同時収録！！　今回はチューブを使い、何時でもどこでもできるチューブトレーニングを分かりやすく紹介している。ぜひ、普段の肉体作りに取り入れ、爆発的瞬発力とスピード強化を磨いて貰いたい。
国際大会を意識した高度な内容ではあるが、参加した小学生でも実践できる分かりやすいセミナーとなっている。変化するルールに対し、進化したテクニックを身につけることで、確実な“勝利”を掴み取れるはずだ！！

1. ステップリズム
   練習内容
   　シングルシャドー・パートナースパー・ブロック＆アタックスパー・ミットスパー
2. 膝の柔らかさ
   練習内容
   　コートステップ・ブロック＆アタックテクニック・上下の打ち分けテクニック
3. 飛びこむスピード
   練習内容
   　四方打ち込み（だんだんと遠い間にしていく。）突き＆蹴り＆コンビネーション

収録内容

• 筋力トレーニング（初級者・中級者）-西村-
• 足さばき（初級者・中級者）-西村-
• 組み手（初級者・中級者）-西村-
• 筋力トレーニング（上級者・指導者）-西村-
• 組み手テクニック1（上級者・指導者）-西村-
• 組み手テクニック2（上級者・指導者）-中橋・バルディー-
• 親善交流試合-バルディー-
  
• チャンピオンからのメッセージ-バルディー・中橋・西村-