和道会指定選手派遣・感想文
ドイツ遠征を終えて
東京農業大学 4年 田中 佳代子
はじめに、このような貴重な機会を与えてくださった和道会の諸先生方、西村先生、グンター・モア先生本当にありがとうございました。
昨年、和道会ワールドカップに参加し、外国人を相手する難しさを知りました。日本人にはない柔らかさ・独特のフットワーク・足技の多さにどうしたらよいのか考えていました。しかし、外国人と関わることは全くないためサマーキャンプのお話をいただいた時本当にうれしく思いました。
実際、合宿が始まってみると外国人独特の動きが納得できるようになりました。フットワークは上下左右の動きでそのリズムで突きや蹴り、フェイントを出してくるため的が絞りにくくなっていました。また、技を出した後も止まらずフットワークを続けるため隙を見つけられないこともわかりました。逆に、日本人は前後の動きが多くその動きの中で無駄な動きをせずに技を出すと外国人は対応ができないのですが止まってしまうためにその間に攻撃をされてしまいます。また、足技が多いのはどの技の練習にもそれが入っているからです。打ち込みの時には、突きと蹴りのコンビネーションしかやりませんでした。また、得意な方の構えだけではなく両方の構えをやるため、外国人は右でも左でも構えることも納得ができました。
合宿に参加できたことで疑問も解決され、まだまだ練習が必要ですが自分の技にレパートリーが増えたことも確実です。今回のこの経験を生かし自分自身のレベルアップに努めたいと思います。
最後になりましたが、合宿に参加するにあたりご援助いただいた学校関係者、監督、コーチに心から御礼申し上げます。