2019年 新年のご挨拶

全日本空手道連盟和道会・会長 龍野 順久

明けましておめでとうございます。平成の御代から令和の御代に変わっての、初めてのお正月となります。

和道会会員の皆様におかれましても揃ってお元気で、新年の子年をお迎えのことと、心からお慶びを申し上げたいと思います。

本年はまた、日本で2度目となる「オリンピック開催の年」です。今回の東京オリンピック2020では、『空手』が初めて競技種目として採用されることとなりました。空手界として諸手を挙げて歓び、世界中の人々の脳裏に残る記念すべき良き年にしたいものです。

現在の日本の空手界は、日本のメダル獲得に大いに貢献することでしょう。出場選手は今春早々に決まると思われます。和道会としても、西村拳選手の金メダルを期待したいと思います。

世界の空手の競技人口は、おそらくサッカーなどと並んで、いろいろなスポーツの中で最多であろうと推察されますが、残念ながら世間的にはメジャーなスポーツとして認知されているとは言い難いと思います。オリンピックにより、メジャーなスポーツの仲間に入れれば幸いです。

昨年はラグビーのワールドカップ2019が日本で開催され、日本代表チームの活躍や、「ワンチーム」の合言葉からマスコミを含めてラグビーが世間を虜にしました。空手界も頑張りましょう。

空手もスポーツとして、勝ち負けにこだわる面が強調されてくることと思いますが、空手の修行において、試合に勝つことだけが唯一の目的では、少し寂しいでしょう。

和道流空手の流祖・大塚博紀師範もその著書『空手道』の中で、武技鍛錬の目的を、日頃の修行を通じて体力、気力、知能、徳性、情操を養い、より良い社会の建設に役立つ人間を育てることだと説いております。

和道会会員の皆様も修行者として、あるいは指導者として、それぞれの目的を持ちながらこの新しい年をお迎えください。今後のご健闘をお祈りいたします。

終わりになりましたが、会員の皆様のご健康と、和道会の益々の発展を祈念申し上げて、ご挨拶とさせていただきます。

全日本空手道連盟和道会・理事長 松井 善則

明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

皆さまもお元気に新年を迎えられたこととご推察申し上げます。

東京オリンピック2020には、空手が採用され、こんなに嬉しいことはありません。世界中の選手が初めて、オリンピック大会の場においてルールに則った試合をするわけです。

ここまでになりましたのは、先輩諸氏が世界中へ赴き、それぞれの国において日本発祥の武道である空手を指導し、その精神と技術が受け継がれ、各国にて発展をしてきたためと思います。

これからも先生方には、空手の精神を伝えていただきたい。日々練習の努力なくして進歩はありません。特に和道会の根本である「和はちから」「道はこころ」を指針として、これからも進んで行かねばなりません。

最近、子ども達の各地区および全国大会に、多数のご両親がご来場されていることは、子ども達にとっても大きな「励み」になっています。

家族全員で応援し、子ども達の健康のため、成長のため、空手を続けていって欲しいと思います。次代の日本を進展させるためにも、どうしても必要なことであると思います。

そして、この空手道の精神が、すべての日常行為に対して実行され、社会に普及することが、社会の発展のため、国の発展のためになるであろうと考えます。

皆様、一日一日を頑張って過ごしましょう。それが、自分自身の幸に通じることだと思います。新年を迎え、頑張っていきましょう。