5月25日(土曜日)、26日(日曜日)の2日間にわたり、「令和元年度第1回全国技術講習会および形審判員審査会(1・2級)」が、南長崎スポーツセンター(東京都豊島区)で開催されました。

技術委員の柳田俊介先生、嶋本千秋先生、海老江正文先生、甲畑信二先生、志村耕一先生が講師を務め、1日目は41名、2日目は36名が参加しました。

1日目の午前、基本(立ち方、その場基本、移動基本)を柳田先生が担当。午前と午後、形の指導が行われました。
ピンアン(初段から五段)とナイハンチを嶋本先生、セイシャンを海老江先生、クーシャンクーを甲畑先生、チントウを志村先生が担当しました。 基本組手(1本目から5本目)は、講師の各先生方が指導されました。

2日目の午前は、志村先生をはじめ、各講師の先生方により基本組手(6本目から10本目)の指導が行われました。
受講者は基本組手の後、ニーセーシー、ワンシュウなどを学びました。

志村先生は、「基本組手の足刀蹴りは、普段使うことが少ないので、おろそかにならないように気をつけてください。
大塚博紀先生の教えから逸脱することがないよう当初の意味を理解し、継承しながらも、怪我なく練習するために、若干の変更も視野に、技術委員会として検討を重ねていきたい」と述べました。

閉講式で柳田先生は、「2日間で、和道の技法を再確認していただきました。学んだことを指導の場で反映し、次の世代へしっかり継承してください。そして、全員が共通認識のもとで和道の技法を指導するために、ディスカッションの必要性を強く感じています。これからも、みなさんにご協力をお願いしたい」と挨拶しました。

全国技術講習会の後、開催された形審判員審査会(1・2級)では、東京オリンピックで導入される点数制が採用されました。審査結果は後日、通知されます。

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1日目に参加されたみなさん

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2日目、稽古の様子

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2日目に参加されたみなさん

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柳田俊介先生

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嶋本千秋先生

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海老江正文先生

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甲畑信二先生

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志村耕一先生

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形審判員審査会(左列は審査をする先生方)