2019年9月28日(土曜日)、29日(日曜日)の2日間にわたり、令和元年度第2回和道ナショナル強化合宿および第2回審判員講習会がBumBスポーツ文化館(東京江東区)で開催され、約100名の選手と、12名の審判員の先生方が参加しました。

強化合宿のあと、和道ナショナル選手選考会が併催されました。選考結果は本ホームページで発表されます。

全体の講師を佐々木清巳先生、組手の講師は、村瀬一三生、西村誠司先生、杉浦大祐先生、渡辺義昭先生、形の講師を嶋本千秋先生、篠原正道先生、志村耕一先生、伊藤康夫先生(土曜日のみ)が務めました。 審判員講習会の講師は、組手を佐藤壽一先生、形は志村耕一先生が務めました。

2日目の開会式で、技術強化委員会副委員長の嶋本千秋先生は、「選考会で選ばれた選手は、これで満足せずに、次の選考会でも選ばれるように。残念ながら選ばれなかった選手は、次こそは、という気持ちでこれからも技を磨いていただきたい」と選手を激励しました。

全体の講師を務めた佐々木清巳先生(技術強化委員会競技力向上担当)は、「昨日の練習で、組手選手のみなさんから新しいことを吸収しようとする熱心さが伝わってきました。形選手のみなさんも、和道本来の形を修得できるように、努力してください」と、エールを送りました。

選手強化部長の村瀬一三生先生は、「和道は技術が素晴らしいので、技術に頼りがちです。そこで今日の前半は、形選手と組手選手合同で、フィジカル強化のための体幹トレーニングを行います。後半、組手選手は昨日から引き続き、自分から仕掛けて相手を誘い込む、攻めの間合いを身につける練習をやります。しっかり前向きに取り組んでください」と和道ナショナルの代表選手となる自覚を促しました。

体幹トレーニングは、西村誠司先生が指導されました。「筋力をアップするとパワーが増しますが、それはその筋肉の一方向だけの強さです。体幹は、骨盤を中心としたバランス調整能力です。体幹を鍛えることで、体勢を崩さずに攻撃や守りができるフィジカルになります。トレーニング自体は簡単な動きですが、それを積み重ねることで、効果が出てきます」と説明しました。

また、第2回審判員講習会が、和道ナショナル強化選手選考会と併催されました。 審判部会長の佐藤壽一先生は、「今年は基本的にルールの変更はありません。組手審判の先生方には、C1とC2の見定めをしていただき、ポイントの正確な取り方などを細かく確認していきたい。選考会では、ヤメが多くなるかもしれませんが、選手のみなさん、審判員の先生方、双方の成功になるよう努めたいと思います」と述べました。

形審判員は志村耕一先生が指導されました。形審判員の先生方は、空手着に着替えて自ら演武し、加点・減点箇所などを確認。形の選手選考会に同席し、審判技術の向上に努めました。

写真
2日目に参加されたみなさん

写真
全体の講師を務められた佐々木清巳先生

写真
形の講師・嶋本千秋先生

写真
組手の講師・村瀬一三生先生

写真
組手の講師・西村誠司先生

写真
組手の講師・杉浦大祐先生

写真
組手の講師・渡辺義昭先生

写真
形の講師・篠原正道先生

写真
審判員講習会〈組手〉の講師・佐藤壽一先生

写真
審判員講習会〈形〉の講師・志村耕一先生

写真
組手選手選考会の様子

写真
形選手選考会の様子