2006福岡大学空手道部海外交流合宿旅日誌inハワイ

合宿最終日 - 担当:三回生 中野翔五

 今日は、合宿最終日ということで、オアフ島の名所を廻る観光日となりました。

 まず、最初に、カメハメハ大王像の前に向かい、個々が記念写真を撮りました。金色のふんどしが、なぜかかなり目立ちました。次に、第二次大戦からイラク戦争で亡くなった日本兵を埋葬しているパンチボールに行きました。パッと見は、芝生の綺麗な公園ですが、よく見ると、石碑がきっちり埋まっており、とても緊張感のある厳密な場所でした。母国に帰れず、命を落とした日本兵の悲痛な念が、伝わったような気がしました。

 そして、近くのタンタレスの丘で、ワイキキの景色を満喫しました。そこからは、ワイキキビーチ、パールハーバーなどが、見渡せました。先程まで、杉本君が「お墓に行くと、いつも背中がムズムズします。」とテンションが低かったのですが、すっかり元気そうでした。そこで記念写真を撮り、ヌアヌパリという丘に向かいました。ここでは、ワイキキの反対側を一望できました。とても風が強く、落ちそうでハラハラしていました。またそこは、1700年代、カメハメハが多くの人間を崖から落とした、悲劇の場所でもありました。でも、そんなことを、忘れさせてくれるくらいの素晴らしい景色でした。

 その後に、焼肉食べ放題に行き、ビールやジュースを持ち込み、打ち上げをしました。みんな、とても満足し、良い思い出ができたと思います。

 その後は、お世話になったハワイの先生方にお礼を言い、別れをした後、夜まで自由行動になりました。免税店に行く者、ホテルから歩いてアラモアナに行った者、それぞれが、ハワイ最後の夜を楽しんだと思います。

 今回の合宿で受けた恩をわすれず、いつか、必ず恩返しに、ハワイに向かいたいと思います。