6月号(4月23日発売)の特別企画は「常勝浪速 再び!その技術を探る(仮称)」です。

4月6日(火)、先月の全国高校選抜大会・男子団体組手において3大会ぶり通算7度目の優勝、そして男子団体形では前回大会に続き2連覇を果たした浪速高校空手道部(大阪市)を取材しました。

久しぶりに浪速の男子団体組手優勝で幕を閉じた今春の全国高校選抜。男子団体組手で、浪速が優勝したのは2017年の春以来。それまでは、春の選抜3連覇、夏のインターハイを含めると全国大会5連覇をしていた浪速も、2017年のインターハイ以降、全国では決勝に上がれないことが続きました。しかし、今井謙一監督をはじめ、井渕智コーチらの指導方針の柱は、変わることはありませんでした。

「大会は、勝負ごとなのでいつかは絶対に負けるのです。ただ、勝てなかった間も、井渕コーチが部員を引っ張って、突っ走ってきてくれました。私も井渕コーチも負けず嫌いですので、勝負から逃げない、そして他の強豪校さんより一歩上に行こうという意識はずっと部員に言い続けてきました」(今井監督)。

また、近年は学校側のバックアップもあり、「形」の強化にも力を入れている浪速。昨年12月には、これまで数々の名選手を育ててきた園山昌枝氏(糸東流空手道養秀館本部)が形コーチに就任。園山コーチの指導もあり、早速に全国高校選抜男子団体形2連覇という成果が出ています。

今回の特別企画では、組手では全国高校選抜での勝負どころで浪速の選手達が決めていた正確な「中段突き」。その中段突きからの応用技。
また、蹴り技(下に2の力で、上に8の力)を軸とした展開など、オールマイティな組手ができるような練習法を紹介。
形では、園山コーチに通常の挙動スピードよりも2倍・3倍の速度で形を打ち、スピードとキレを出す「形ダッシュ」などを紹介してもらいました。

この練習があるからこそ、全国で勝てる! 浪速の組手・形の練習から全国優勝の理由を取材しました。
詳細は4月23日発売の「JKFan6月号」に掲載します。

井渕智コーチ(左)

久しぶりの団体組手全国優勝の勝因を語る今井謙一監督。(撮影時のみマスクを外してもらいました)

3月の彩の国杯第15回全国中学生空手道選抜大会では、1年男子組手で浪速中の大館瑠唯選手(左)が優勝した。

形チームの皆さん。前列中央が園山昌枝コーチ。(撮影時のみマスクを外してもらいました)

浪速高校・中学校空手道部の皆さん。今年度は約100名の部員で高校・中学とも全国制覇を狙っている。(撮影時のみマスクを外してもらいました)