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ドイツ国サマーキャンプ
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第20回ドイツ国サマーキャンプ体験記 国分利人

7月24,25日

7月26,27日

7月28,29日

7月30〜8月1日

8月2,3日、帰国

 

 以前から「ドイツの合宿は1000人規模で行われていて凄いらしい」という話を聞いていたので、西村先生にお願いして今回のドイツ合宿に参加させていただきました。
 西村先生はドイツ合宿の主催者であるドイツのモア先生と10年以上のお付き合いがあり、毎年、ドイツ合宿の講師として参加されているのですが、実は私自身もモア先生には大変お世話になった事があるのです。10数年前になりますが、私が初めてナショナルチームの海外遠征に参加した地がドイツであり、その時お世話になったのがモア先生なのです。モア先生はいつもニコニコしていてとてもやさしく、素敵な先生でした。10年前伺った時は毎日、練習が終わると温泉や乗馬、射撃などいろんな所に連れていって頂き、帰りにはステーキハウスでお食事してという日々。後にも先にもあんなに楽しい遠征は無かったです。モア先生との再会が楽しみです!

7月24日―25日
 ドイツまでは成田からシンガポールまで行き、シンガポールで西村先生に合流し、シンガポールからスイスのチューリッヒまで行って、後は車で移動の予定。
 7月24日、成田空港第一ターミナルよりシンガポール航空で出発。機内に入り席に座るといきなり睡魔が。海外に行くときは何故かいつも寝不足気味なので・・・。シンガポールまでの6時間もあっという間で映画も見ないで爆眠。
 シンガポール空港に無事到着。とはいっても西村先生と合流し、乗り継ぎの飛行機の出発まで6時間以上も・・・。そう言えば旅行代理店から送ってきた封筒の中にシンガポールの入国審査の用紙が一枚入っていたぞ。ひょっとして時間があるから一度シンガポールに入国して時間をつぶしていろ、という事なのかな? だけど6時間って半端な時間だし、空港からシンガポール市内って近いのかな?でも何かあって空港に再度入れなくなったら、西村先生に「国分ちゃん、またやらかしたね!ほんとにもう!!」などと、言われてしまうし。結局散々迷って出発ゲートで西村先生を待つことに。食事でもと思った時、元気すし発見!「元気すし食べて元気になろう」なんて、こんな所で西村ギャグが出てくるなんて・・・。あまりに暇なので調子が狂っているのか? 1時間半前になっても西村先生が現れない。やはり出国してシンガポール航空のカウンター前なのか?と、思い始めた頃に西村先生が登場!「やあ、国分ちゃん!待った?」とニコニコ。西村先生も早く着いたので空港のフィットネスクラブで泳いでいたら、同行の井手順子ちゃんがのんびりしていてぎりぎりになったとの事。そんなこんなで、ようやく西村先生と順子ちゃんと私の三人で飛行機に乗り込む。飛行機ではまたも爆眠!
 
 チューリッヒの空港に到着すると、モア先生の御弟子さんのエニス君が迎えにきてくれていました。早速、車に乗り込みドイツのラベンズブルグへ。スイスの高速を走ってゆくと大きな湖が見えてきました。湖をフェリーで渡らなければいけないのだけれど「さあフェリーに乗ろう!」と言う時になって「はいここまで!次のフェリーに乗って」と言う感じで係りの人が私達の車の行く手をさえぎった。結局1時間後のフェリーに乗る事になって、近くのカフェでお茶をして、しばしの歓談をすることに。エニス君がお茶をご馳走してくれて故郷の話などをしてくれた。彼はコソボ紛争で12年前にドイツに来たそうだ。とてもハンサムでナイスガイ。今はモア先生のフィットネスクラブで子供達に空手を教えながらトレーニングのインストラクターもしているそうだ。そんな話を聞いていたら、あっという間に1時間が経ち、早速フェリーに乗り込む。フェリーでは朝の日差しに湖の風がとても爽やかで湖の岸にある町の風景はまるで絵画のようだった。観光気分を満喫して空手の事などすっかり忘れていた。
 岸に着くと車でひたすらモア先生の待つKJCへ(空手柔道センターの略)。このKJCが本当に素敵なフィットネスクラブ!ため息が出るような理想的な施設なんです。マシンジムがあってエアロビクススタジオが2つ、フロントに喫茶店があって宿泊施設も付いていて治療室とサウナもあり・・・。いつか私もKJCのような施設を作りたいものです。 KJCに着くと12年前と変わり無い笑顔でモア先生が出迎えてくれました。


ラベンスブルグ市のボーデン湖ヨットハーバー

KJCスポーツセンター