旅日誌・感想文
7月28日,29日
○ 今日は移動日だった。一日中飛行機の中だった。飛行機内ではこれからドイツで行われる空手セミナーに向けてやる気満々だった。機内食はビーフとチキンがあり、チキンは中国系の味らしいので僕はビーフを選んだ。ビーフはまずまずうまかった。そしてシンガポールに着いた。シンガポールでは、チューリッヒ行きの便まで時間があったので、ラウンジで6時間過ごした。ドイツで空手するのが待ちどうしく6時間暇だった。ドイツ行きの便に乗り二日目からはいよいよ空手の練習がはじまる。
7月30日
○ 今日から練習がスタートである。75分の授業が5回あり、休憩が15分しかなかった。まず9時からいきなり組み手スペシャルという授業があった。内容は二人組みで、先生に教えられた技を組み手の中で練習していくものだった。組んだ相手はみんな外人だった。やっぱり日本人とは違うところがあり、どんな体制からでも技をだしてきた。最後は西村先生の授業のお手伝いをさせてもらった。日本人みんなが外人からはサインを求められたりしてビクッリした。
7月31日
○ 今日は授業が4回あった。中でも3回目のモア先生の授業が一番印象的だった。モア先生には高度な技を教えてもらった。裏回しや連続技からのカウンターのなどがあった。今まで受けてきた先生の中で一番わかりやすかった。
8月1日
○ この日の授業は2回あった。オットー先生の組み手スペシャルがとてもおもしろかった。練習も笑いながら楽しくやることができた。練習内容は二人組みで行い、前足を払ってからの裏回し蹴りや相手の突きへのカウンターなどがあった。先生の英語は聞き取りやすかった。またこの日にはマスターズカップの予選があり、湯田君が見事に形と組み手の両方で予選通過したことがジュニアカップでの励みになった。
8月2日
○ この日の授業の二回目の授業がよかった。オットー先生の授業だった。内容はステップで入って転ばしや蹴りを教わった。マスターズカップでは、奥園先生と湯田君が出場した。上段蹴りなどが入り凄くいい試合をしていた。しかし惜しいところで負けてしまった。形では湯田君が相手も強かったが見事優勝した。僕も将来こういう舞台で活躍したいと思った。
8月3日
○ この日はヨーロピアンジュニアカップに出場した。この日は湯田君にウォーミングアップを手伝ってもらい、更に西村先生にも時間削っていただいて見てもらった。優勝してやろうと思った。第一試合目で緊張もあったが勝つことができた。前日での疲れもあったがなんとか決勝まで進むことができた。勝てると思ったけど油断してしまい負けてしまった。とても悔しかった。
8月4日
○ 昨日のジュニアカップでの疲れがとれ、昨日悪かった部分を湯田君といっしょに西村先生のプライベートレッスンをしていただいた。これからの戦い方などを教えてもらった。
またこの日はドイツにきて初めての観光だった。ドイツを見ることができてよかった。
8月5、6日
○この日は移動日だった。すばらしい先生たちの授業を思い出しながら帰った。
感想
○今回このような貴重な場に誘っていただいた西村先生に深く感謝をしています。多くの先生から指導してもらい学ぶことはとても多かったです。また、日本を離れてドイツという地で練習できドイツで過ごした生活のなかで空手以外にもいろいろわかりました。ヨーロピアンジュニアカップの決勝で自分の油断から負けてしまったことや先生方に教えていただいたことを絶対に忘れずに次にある全国中学生空手道選手権大会に生かしていきます。
工藤 開
工藤 開君です
開君となついてます