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 スピードトレーニング

 前回まではいかに筋力を鍛え、効果的な基礎体力アップのトレーニングを紹介してきたが、今回から3回にわたり、鍛えたパワーを相手に伝達する方法(スピード、フットワーク、反応)を紹介していく。空手強者の必修科目である。
 現在の空手競技においては、スピードの点では格段の進歩を遂げている。特にヨーロッパの選手が繰り出す数々の動きは目まぐるしく早い。というのも日本選手は極めることを重視して練習しているが、ヨーロッパの選手はポイントを取るためにスピードをつけ敏捷性を高める練習を多く取り入れている。今後の空手競技には、走る、止まる、飛ぶ、避ける、などの運動動作をより早く行えるようなトレーニングが必要であり、空手技術との融合がパーフェクトチャンピオンにつながるのである。

「スピードとは何か?」(敏捷性養成)

主に、敏捷性とは、
(1) 刺激を受けてから必要な筋に興奮を伝達する反応の速さ
(2) 刺激を受けてから筋が収縮するまでの速さ
(3) 最大の速さで空間を移動する能力
ということができる。
  刺激を受けてから、動作が行われるまでの反応時間には、神経伝達時間と筋収縮時間が含まれる。神経繊維内の興奮伝達の速度は一秒間に数千メートルと非常に早く、これがトレーニングによって短縮するか否かはまだ明らかではないが、反応時間は速さの育成を目的としたトレーニングによって短縮することができる。

 

ジャンプトレーニング
パービージャンプ 連続10回
 両手を床についてしゃがんだ姿勢から、両足を後方ジャンプさせて伸ばした(腕立て伏せの姿勢になる)後、再びジャンプして両足を引き寄せ、元の姿勢に戻り、大きくジャンプする。
イメージトレーニング

 複数の人間でキャッチする。飛び込むほうは助走をつけておもいきりジャンプして全身の筋肉を使い、前進感覚を覚え込ませる。
最大の一瞬の踏み込みを、体に覚えさせるトレーニングである。

シングルレッグジャンプ
 片足でジャンプし片足で着地する。その際大きく両手を振ってバランスを取りながらうずくまる姿勢をとる。

ダッシュトレーニング

ニーアップステップ 距離30m
 膝を高く上げ小刻みに足踏みする。
 約5〜10秒行いゆっくり前進してまた行う。1ステップ3回程。

継ぎ足ダッシュ
(1) その場爪先で、できる限り速く足踏み(その場爪先ダッシュ)を行い、合図によってフルスピードで継ぎ足逆突きを5〜6回連続して行い前にでる。
爪先ダッシュから継ぎ足に移行するときにスピードが落ちないよう、まずスピードを落として練習し、次にフルスピードで行う。爪先ダッシュのイメージで継ぎ足を行うことで、継ぎ足のスピードをアップさせる。

(2) 組手の時のスタンスで爪先ダッシュを行い、合図によって(1)と同様にフルスピードで継ぎ足逆突きで5〜6回前にでる。

寄り足(後ろ足引き付けての)ジャンプ
(1) 50cm位の台から飛び降り、直ちにその場で垂直飛びを行う(ドロップジャンプトレーニングと呼ばれているもので、ジャンプ能力を高めるトレーニングとして実際に多用されている。)

(2) 台から飛び降り、反動を利用して直ちに前へ大きく飛ぶ(1)、(2)のイメージで大きく前へ飛ぶ練習も効果的である。組手のスタンスから後ろ足を前足へ引き付けることで前足が少し曲がるが、この前足が曲がる反動を利用して寄り足。


パートナートレーニング
(ゲームとして競争意識を持たせるようにすれば楽しいし、一生懸命するようになる。)
フォーコーナージャンプ
連続10回

1人が両腕を左右に開き、両足を揃えて伸ばしてすわる。相手がそれを前、横、後ろで3回飛び、すぐに逆回りで行う。

歩み足トレーニング

(1) Aは自然体で立ち、後ろからBに押してもらう。
Aは押されてついた勢い(加速)を利用して歩み足の刻み突きを行う。
(2) (1)と普通の歩み足刻み突きを交互に行うが、押されて行う加速のついた歩み足刻み突きを行うことで、歩み足のスピードをアップさせる。

足飛び開閉ジャンプ
連続50回

1人がすわり両足を浮かせ開閉させる。相手が開閉にあわせてジャンプを繰り返す。