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 反応トレーニング

 さて、今回でトレーニング編も最後となり、次回から空手技術編へと進んでいくことになる。
  ここでトレーニング編の仕上げとしてこのトレーニングを取り上げたのは、反応能力を高めなければ、空手道競技力アップにはつながらないという理由があるからである。いままで質の良い筋肉作り、パワーにスピードを付けるトレーニング、いろいろな動きをサポートするステップ&フットワークトレーニングを紹介してきた。トレーニングで基礎体力を高めてきた訳だが、最後に大切なのは、チャンスを逃さない的確な判断力、相手を読む洞察力、相手に対しベストポジションをとれる反応能力なのである。武道用語では「先の先」「起こりを押さえる」「間を取る」などと言われていることである。であるからには今回のトレーニングは、筋力を鍛えるというよりも集中力の養成であるから、選手は反応トレーニングの意義を理解して取り組まないと、無駄となる。

チェイストレーニング

フロント・チェイシング

 お互いに向き合って、前者が前後左右に走り、方向転換時に片手を開き上げる。後者がすかさずパンチを打ち込む。
タイムは30秒。

POINT 上半身の揺れをなくすようフォームに気をつけること。

闘牛・チェイシング

 闘牛の動きのように、相手を動かして手のひらにパンチを連続で打ち込ませる。
タイムは30秒。

POINT 180度の回転などを多用し連続して行なわせること。



手刀ステップトレーニング

 攻撃側は平行立ちから、刀に見立てた腕を一歩出て振りおろす。斜に振り降ろされた場合は必ずインに回り込みながら、上段へ刻み突きを決める。

 真っすぐ振り下ろされた場合はアウトから流して受けながら、中段突きを決める事。
タイムは60秒

Point 最初は慣れるまでゆっくりと行う。相手の腕をみて捌くのではなく、目の動きでできるように努力すること

シャドウトレーニング

 2メートル以上離れた状態から、相手が自由に出す技に反応して、その場で防御から攻撃を繰り返す。
タイムは30秒。

POINT ゆっくりでもよいから確実に受けて、攻撃までしっかりと行なうこと。

 バリエーションとして、1メートル位に離れ、相手の自由な攻撃に対し、必ず先に動き、自分の攻撃を先に決めるパターンのトレーニングも考えられる。


ファイブ・ステップ・フォーワード

ターンステップトレーニング&パンチトレーニング
(90度ターンの場合)

お互いに合い構えに構える。軸になるものは自由にターンして構える。すかさず方向を察知し、できるだけワンステップで合い構えにスタンスを取り、逆突きで決める。
タイムは30秒。

POINT 相手の動きを素早く読み取る気持ちで行なうこと。

180度ターンの場合は2ステップを使い、インに回り込むこと。すかさずパンチを入れること。
タイムは30秒

ターンステップトレーニグ
ターンステップ&キックトレーニング(180度ターンの場合)
パンチのタイミングとステップは同じ。前足の回し蹴り上段で決めること。タイムは30秒。
POINT 両手を上げておく。上体のバランスとリラックスを心掛けること。

 以上のトレーニングは、相手の動きを素早く捕らえられるよう行なうトレーニングなので、相手の攻撃部分ひとつを見て動くのではなく、相手全体をとらえ、難しいことだが目の動きから察知できるよう努力すること。要は何回も繰り返し行なうことが大切で、脳にインプットされ、自然とベストポジションが取れるまでゆっくりと行なうことも大切である。